日本のイタリアンブームを追求!

日本のイタリア料理の歴史

日本のイタリア料理についての歴史の豆知識を少し知るだけでもイタリアン通としての楽しみが増えます。

 

1990年代の猛烈なイタリアンブームがきっかけとなって最近は家庭食としても多くの方に好まれる料理になっています。

 

日本人の好む西洋料理は、一昔以前はフランス料理がブームになった時期がありましたが現在の日本ではイタリアンが群を抜いて好まれて居ます。

 

特にスパゲッティやピザ等のパスタ類は日本人に好まれる食材ですので全国に専門店が普及しています。

 

さすがにピザを自宅で作る方は少ないですが、デリバリーしてくれる宅配ピザが各地にありますので多くの方に食されています。

 

スパゲッティーは日本の焼きうどんや焼きそばの延長線にもありますので、自宅で工夫してオリジナルのスパゲッティーを作る方も増えております。

 

スパゲティーの専門店には、海苔や明太子等を使った和風の味付けのオリジナルメニューを売りにしている本場イタリーにもないものも人気を博しています。

 

日本でのイタリア料理の最初はマカロニを明治時代の初期に料理本に掲載して紹介されたのが始まりだそうです。

 

これと同時期に来日していたサーカス団のイタリア人シェフが新潟に西洋料理店を開業したのがイタリアンレストランの始まりと言われています。

 

その後、明治28年に東京の新橋に東洋軒というレストランがパスタをメニューに載せましたが、当時は高額なものでしたので一般庶民には手の届かないものでした。

 

パスタが一気にブームになる背景には日本製粉や日本マカロニという会社がパスタの製造を開始した事がありました。

 

本格的なイタリアンレストランの始まりはイタリア海軍の最高司令官付きのアントニオ・カンチエミという専属コックが西麻布にイタリア料理レストランをオープンしたのが始まりです。

 

西麻布のイタリアン名店

東京の西麻布にキャンティーというイタリアンの名店があります。

 

この西麻布キャンティーは六本木の飯倉片町にある瀟洒な一戸建てのイタリア料理店が本店になりますが、日本人が経営するイタリアンではユニークな存在として知られています。

 

現在の経営者の祖父夫婦が創業者ですが、本来は夫婦とも飲食店の経営者と言うよりはアーティストとしてフランスやイタリーの文化を日本に紹介したり、逆に日本の伝統文化である能や文楽をヨーロッパやアメリカに紹介したりした方でもあります。

 

夫婦とも若いころよりイタリーやフランスなどで生活していた経験からイタリー料理にも造詣が深かったようです。

 

初めは趣味の店としての小さなイタリアンを地下一階に開業しましたが、独特のセンスの料理に当時の文化人や芸能人たちが集うレストランとなり話題になったものです。

 

このキャンティーの料理はプロのシェフの料理と言うよりも家庭料理に日本人の味覚を上手に取り入れた料理で他のイタリア料理店のものとは一線を画しているユニークな料理になっています。

 

それまでの東京の初期のイタリアンは1950年にイタリア海軍の最高司令官付きのアントニオ・カンチエミという専属コックが西麻布にオープンしたの本格的なものとしては初めてでしたのでイタリア人シェフによる料理でした。

 

キャンティーは、イタリア大使館にいた日本人シェフとオーナー夫婦のアドバイスでイタリーの家庭料理と日本人の味覚の良いところを取り入れたオリジナルイタリアンを創作しました。

 

日本とイタリーやフランスとの文化交流を手がけたプロヂューサーが本業のオーナー夫婦のセンスと人脈に引き寄せられた文化人達が数多く愛用するレストランとして有名になりました。

 

キャンティーの出現で次第に日本の芸能人やアーティストたちを通じて一般の人達にも広がって行き、日本のイタリア料理の普及に残した足跡は大きな意味があります。
バジルの代わりにシソの葉やパセリを使ったバジリコスパゲッティは名物パスタになり多くの文化人や芸能人に親しまれてきました。

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